【参考書対策】英語の語、句、節、文とは?重要なまとまりを解説!#4

文法

こんにちは、しょうです!
英語の塾講師をやってます!

今回は4つのことについて解説します!

・語
・句
・節
・文

この4つを一度も聞いたことない人は少ないと
思いますが

「それぞれ説明してよ」
「うっ、ちょっとお腹痛いからトイレ行ってくる」

となってしまうことよくありますよね

「長かったね。大丈夫?」
「大丈夫。大丈夫」
「さっきの続きなんだけど、副詞節って何?」
「ごめん、まだお腹痛いや、トイレ行ってくる」

今後このように突然の腹痛に襲われないように
簡単に解説します!

語、句、節、文を理解するメリット

参考書、学校の授業がわかりやすくなる
正確に英文を理解しやすくなる
・(突然の腹痛に襲われなくてよくなる

では、はじめましょう!

語、句、節、文

難しいイメージがあるかもしれませんが
実は全て簡単に説明できてしまいます

語:単語
句:2語以上のSVがないまとまり
節:主語と動詞のまとまり
文:大文字の始まりからピリオドまで

この4つは必ず覚えてください!
これだけわかるだけで理解が全然違います
次にそれぞれを少し詳しく解説します

【語】は単語のこと

「語」は一番簡単です
上でも書いたように
単語のことです
英語では word になります

例)
apple、have、the、Japan などなど

単語帳に載ってる形が語です
品詞は動詞でも名詞でもなんでも「語」になります

注意
単語と文字数は別です!

例) flower

単語だと1単語
文字数だと6文字


英作文で「50 words で書きなさい」などと

書かれいてることがありますよね
その場合は、50単語のことです

50文字では絶望的な文章になります
もし
「environmentally (環境的に)」
を使ったら、これは15文字です
1単語で30%が終わります
気をつけてください
(environmentallyを使う人がこのミスを
するとは思えませんが)

【句】は2語以上のまとまりのこと

「句」とは
2語以上で主語と動詞を含まないもの

句は名詞句、形容詞句、副詞句の3種類が重要です
品詞でお腹が痛くなる方はこちらの記事を下痢止めとしてどうぞ

それぞれの品詞ごとに例文をあげながら
解説します!

名詞句

He likes dogs.
彼は犬が好きです。

例2 He likes playing the piano.
彼はピアノを弾くことが好きです。

青マーカーを引いたところは名詞です

2単語以上で句です
例1の dogs は1単語なのでただの名詞
例2の playing the piano は3単語なのでです
        ↓
like は後ろに名詞を持ってくる動詞であるため
この句は名詞だとわかります
        ↓
名詞の句だから名詞句です

このような名詞のまとまりが名詞句です

形容詞句

例1 The blue pen is mine.
その青いペンは私のです。

例2 The pen on the table is mine.
そのテーブルの上のペンは私のです。

例3 The blue pen on the table is mine.
そのテーブルの上の青いペンは私のです。

青マーカーを引いたところは全て形容詞
形容詞は名詞を説明する働きがあります
今回は The pen を説明しています

2単語以上で句です
例1の blue は1単語なのでただの形容詞
例2の on the table は3単語だからです

       ↓
on the table は The pen を説明している
名詞を説明しているので、形容詞とわかります

       ↓
形容詞の句だから形容詞句です

このような形容詞のまとまりが形容詞句です

例3のように両方使うこともできます

副詞句

例1 She got up early.
  彼女は早くに起きた。

例2 She got up at five.
  彼女は5時に起きた。

青マーカーが副詞です
副詞には動詞を説明する働きがあります
例文では got up を説明しています

2単語以上で句です
例1の early は1単語なのでただの副詞
例2の at five は2単語なのでだとわかります

       ↓
at five は got up を説明している
動詞を説明しているので副詞だとわかります
       ↓
副詞の句だから副詞句です

このような副詞のまとまりが副詞句です

ちなみに…

副詞句の例文に出てきた 
get up は2単語の動詞なので
動詞句です!

なぞなぞ

I picked up the book under the toy.
私はおもちゃの下にある本を拾い上げました。

under the toy は何句でしょうか?
正解は下で発表!
※クレームは一切受け付けません
※賞賛はコメント欄にて受け付けております

【節】とは主語と動詞があるまとまり

「節」とは
主語と動詞のどちらもが含まれているもの

「語、句、節、文」を学ぶ最大のメリットは
英文を理解しやすくなることです

そして一番大事なのが「節」です
同時に一番悩むのも「節」です
しかし、仕組みは「品詞+句」と同じですので
気楽にいきましょう

では品詞ごとに例文を挙げて解説します

名詞節

例1 The news was true.
  そのニュースは本当だった。

例2 What he said was true.
彼が言ったことは本当だった。

青マーカーを引いたところが名詞です

主語と動詞がどちらも入っている
まとまりが「節」です

例1の The news はただの名詞です
例2のWhat he said は主語も動詞もどちらも
入っているのでとわかります
       ↓
What he said は文の主語(S)です
主語ということは名詞だとわかります

       ↓
名詞の節だから名詞節です

このような
主語と動詞を含む名詞のまとまりが名詞節です

形容詞節

例1 That man is Tom.
あの男性はトムです

例2 The man who lives there is Tom.
そこに住んでいる男性はトムです。

青マーカーを引いたところが形容詞です
上で書いたように
形容詞は名詞を説明します
今回は man を説明しています

主語と動詞がどちらも入っている
まとまりが「節」です

例1の That はただの形容詞です
例2の who lives there は主語も動詞もどちらも
入っているのでとわかります
       ↓
who lives there は the manを説明している
名詞を説明しているので、形容詞とわかります
       ↓
形容詞の節だから形容詞節です

このような
主語と動詞を含む形容詞のまとまりが形容詞節です

副詞節

例1 Yesterday, I was tired.
  昨日、疲れてました。

例2 When I came home, I was tired.
家に帰った時、疲れてました。

青マーカーが副詞です
副詞には文全体を説明する働きがあります
例文では I was tired を説明しています

主語と動詞がどちらも入っている
まとまりが「節」です

例1の Yesterday は普通の副詞です
例2の When I was tired は主語も動詞も含まれているので、とわかります
       ↓
When I was tired は I was tired を説明している
文全体を説明しているので、副詞とわかります
       ↓
副詞の節だから副詞節です

このような
主語と動詞を含む副詞のまとまりが副詞節です

【文】とは始まりの大文字からピリオドまで

「文」は文章のことで
初めの大文字から終わりのピリオドまでです

「そんなの知ってるわ!」

という声が聞こえますが
では、質問です

「文と節」の違いはなんですか?

となるのです

文と節の違い

Before she came,
I finished my homework.
彼女が来る前に、私は宿題を終えました。

これはBeforeからhomework.までで1です
は主語と動詞を含むBefore 〜 came, と
I 〜 homework.の2つあります

主語と動詞を含むまとまりが節なので
節は1文に複数あることがあります

ですが文章は、当たり前ですが1文につき
1つしかありません!

これが「文と節」の違いです

気になることがある方は

コメントにて何でも質問してください!


なぞなぞの答え

under the toy は the book を
説明しています

名詞を説明しているから形容詞!
形容詞句だ!という方。残念
これはなぞなぞです

toy が句になっているんです
toy句、はい。正解はTOEICです

異論、反論は認めません

まとめ:句と節は少し複雑だけど重要

語:単語
句:2語以上のSVがないまとまり
節:主語と動詞のまとまり
文:大文字の始まりからピリオドまで

これを覚えるのが最優先です!
「句」と「節」はそれぞれ名詞、形容詞、副詞が
あり複雑だけど重要です!
この範囲は本当に長文で役立つ範囲です
しっかり理解して長文に生かしてみて下さい!

ではまた!

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