こんにちは、しょうです!
現役の塾講師です!
「英語は動詞が1文に1つです」
と聞いたことありませんか?
そして
「動詞、1文にたくさんあるじゃん!!」

と参考書を撒き散らしたことが一度や二度は
あるかと思います
その疑問を解決するキーワードが
「述語動詞」です
今回はなぜ、「動詞は1文に1つ」と教わるのか
そして1文に動詞がたくさんある理由を
解説します!
この記事を読むことで
・わかりやすい解説のメリット
デメリットを実感できる
・英文の構造を理解しやすくなる
・長文読解の速度が上がる
では、はじめましょう!
「1文に動詞が1つ」と教わる理由
結論から言うと
「動詞は1文に1つ」ではなく
「述語動詞が1文に1つ」が正確なんです
ただ授業で述語動詞なんて使うと

はい出ました
文法用語

もう理解できま
せーん

今日のお弁当なんだろう
こうなります
もちろん先生はそのことをお見通しです
それでわかりやすくするために生まれたのが
「動詞は1文に1つだよ」
すると、

なんだ最初から
そう言ってくれよ

なんだ簡単じゃん
これは期末テスト満点きた

昨日の夜、炒飯
だったから
炒飯かな
ほとんどの生徒に納得してもらえます
けれど、もちろん先生も全員の頭を読めるわけでは
ありません
わかりやすい説明はその分、正確ではないという
デメリットがあります
文法用語を使ってない説明で理解するときは
「正確ではない」ということを
知っておくことが重要です
述語動詞とは
上でも書いたように述語動詞こそ
1文につき1つです!
つまり、1文に1つしか入らない動詞を
述語動詞と言えます
具体的に英文のどの動詞かと言うと
5文型の V に当たるものが述語動詞です
【5文型】
第1文型 S V
第2文型 S V C
第3文型 S V O
第4文型 S V O1 O2
第5文型 S V O C
5文型の V は「動詞」と学びましたが
正確には「述語動詞」です
I thought he was a student majoring in physics.
彼は物理を専攻している学生だと
思っていました。
thought が述語動詞です
そして多くの人を悩ませてきたのが
was と majoring のような他の動詞です
正確言うと was は普通の動詞
majoring は分詞という文法になります
分詞はまた別の記事で解説しますが
簡単に解説すると、動詞を〜ingの形にして
形容詞のように使う文法です
今回の例では major を majoring の形にして
名詞の a student を修飾しています
この文型は5文型で言うと第3文型
I thought [he was a student majoring in physics.]
I が主語(S)、thought が述語動詞(V)
[ he〜 physics] が目的語(O)になります
これが述語動詞です!
そして「英語は動詞が1文に1つ」の落とし穴の
正体です!
わからないことがある方は
なんでも気軽に質問してください!
まとめ:述語動詞は1文に1つ!
・わかりやすい解説にはデメリットもある
・「英語は1文に述語動詞が1つ」
・述語動詞は5文型の V
「1文に動詞は1つ」の謎が解決したら
嬉しいです
わかりやすい解説は偉大です。先生たちによって
編み出された素晴らしい技術です
ですが、正確さに欠けるというデメリットを
知らないと今回のように新たな疑問が
生まれてしまします
そうは言っても、デメリットさえ意識できていれば
解説はわかりやすいに越したことないですよね!
偉大な先生方に感謝です
ではまた!
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