【志望者必見】塾講師に向いてる人、不向きな人#1

塾講師の教室

こんにちは!しょうです!

塾講師を4年やっています

自身の経験から塾講師に向いている人、向いていない人(性格編)を紹介します

私は個別指導をしているため、今回は個別指導の塾講師について書かせて頂きます!

大学生になり、アルバイトとして塾講師を考えている方もいると思います

学校の先生をやめて塾講師をやろうと考えている方
主婦で塾講師を始めようと思っている方もいるはずです

「塾講師としてやっていけるかな」「自分に合ってるのかな」
「どんな選考なんだろう」
などなど、不安や疑問がたくさんあるかと思います

そんな不安や疑問に私の実体験を交えて答えます!

少しでも役に立てれば嬉しいです!

まずは採用試験を受けてみる

いきなりですが、結論です

向き不向きを考えすぎる必要はない

この記事を一刀両断するような結論ですが、本当にそう思っています

個別指導の場合、様々な性格の生徒に対応するために、さまざまな個性を持った先生を必要としています

もちろん誰でもOKということはありませんが、思っているよりも幅広く受け入れてもらえます

それに向いているかどうかは意外と分かりません
普段口下手な先生が生徒から人気だったり、明るい先生の授業が不評だったりと
意外とわからないものなんです

そこでオススメなのが・・・

とりあえず応募して
採用試験を受けてみることです!

その理由は3つあります

1.採用試験が判断材料になる

私もネットで調べて塾選びをしました

ですが、ネットの情報だと、給料や生徒の人数、授業時間などはわかりますが
自分が働けるかどうかや、どんな雰囲気なのかは、なかなか分かりませんでした

実際に申し込み、選考を受ける過程で
どんな塾なのか、どんな仕事を求められているか詳しく説明してもらえます

もちろん社員に直接質問して知りたいことも聞けます

私も選考を受ける中で、ネットでは知ることのできない現場の情報をたくさん知ることができました

2.採用までに時間がかかる

塾の選考は少し長いです。一度面接して、「来週からお願いします」とはなりません

どの塾かにもよりますが、おおよそ次のような選考課程があります

書類選考
学歴は気にし過ぎない方がいいです

筆記試験でのスコアや検定などでカバーすることができるからです

もちろん見られはしますが、塾の社員は学力と指導力が異なっていることをよく理解しています

そのため大学だけで判断するわけではないのです

筆記試験
英数国の中から自分が指導したい科目を受けるのが一般的です

塾や自分の指導したい科目によって様々であるため、必ずこの科目ということはありません

筆記試験で全ての科目ができる必要はないです(と個人的には思っています)

まずは、指導希望科目でしっかり得点出来る必要があります

中学生の指導なら、公立高校入試レベル

高校生の指導ならセンター試験、共通テストぐらいになるのではないかと思います

適性検査
性格などを分析し、向き不向きを判定するものです

これは対策する必要はありません。対策するものではないんです

言ってしまえば、今回の記事のタイトルである「向いている人、向いていない人」は
この適性検査でわかるわけです

面接
質問チャンスです

ここで自分が気になっていることを具体的に質問することができます

また、社員と話す機会であるため、その塾の考え方や、雰囲気を掴むこともできます

模擬授業
模擬授業はグループの講師の場合、選考に組み込まれてることもあります

個別講師の場合は、選考通過後に実際の授業の練習として模擬授業が行われることがあります

実際に授業を行う前は不安だと思うので、この模擬授業までに聞きたいことなどをイメージしておき、どんどん質問することがオススメです!

こんな感じの選考などを数日に分けて行います。こうして見てみると結構大変そうですね

私もその都度ハラハラしながら乗り越えました(本当に緊張した)

また、選考を通ったとしてもすぐに生徒をもらえるとは限りません

結局、応募してから、実際に授業をするまでに1ヶ月以上かかることもあり得ます

そのため、選考を受けながら、ゆっくり決めるのもありだと思います!

3.社員や先生の雰囲気がわかる

塾にいる時間はほとんどが授業時間ですが、社員の方や他の先生と関わる時間もあります

塾は長く働くことも少なくないため、その塾の雰囲気が意外と大事です

塾の雰囲気を確認する方法は、実際に自分が働くであろう塾に行ってみて見てみたり
聞いてみたりするしかありません

大きな塾か個人が経営する塾かによっても雰囲気は異なります

以前、私がいた塾は他の先生や社員の方と一緒にグランピングしたり、ディズニーに行くような
とてもアットホームな関係の塾でした!

塾講師に向いている人

ここでの向いている人は、私が見てきた人気な先生たちの共通点を参考にしています!

個人的にはかなり自身のある内容で自分も見習わないければならない事ばかりです

ぜひ参考にしてみて下さい!

1.テンションが高い

これ見て塾講師を諦めようとする方もいるかも知れませんが、ちょっと待って下さい!

これは日頃から常にテンションが高いというわけではありません

もちろん普段は大人しい性格の先生もいます

授業の時には普段よりも明るめにテンション高めに授業をできるかどうかというのが重要です!

なぜテンションが必要かというと、基本的に生徒はテンションが低いからです

「塾だーワクワク♪」という生徒はそう多くありません

塾に行ったことがある方は、その時のご自身のテンションを思い出して下さい

そんなに高くなかった方が多いのではないでしょうか?

自分も学生時代塾に通っていましたが、そんなウキウキワクワクではありませんでした

そんな中、先生のテンションが低いと空気は最悪です

モチベーションも上がりません

はちゃめちゃにテンションが高い必要はありませんが、ある程度、明るく、元気な先生の方が
授業のモチベーションが上がることは間違いありません

2.怒らない

人気の先生は怒りません

声を荒げたり、苛立ちを全面に出す先生はいい先生とは言えません

個別指導の場合、集団指導に比べて生徒との距離が近いです

そこで怒ってしまうと、生徒によっては関係性が崩れてしまいます

「また怒るのかな」「この先生はすぐ怒るな」と思う先生の授業を受けようとは思いません

塾には多くの先生がいるため、すぐに他の先生に変えられてしまいます

「私は怒らないから大丈夫」と思った方

私も普段腹立つことは多くありませんが、怒りたくなるタイミングはガッツリ来ます笑

今回は詳細は書かないので、是非、ご自身で体感されてみて下さい

その時に、怒ってはダメですよ

学校の先生はこれを30~40人でやっているのかと思うと尊敬せずにはいられません

ここまでの話を聞いて「怒ることもたまには必要なのでは?」思った方もいると思います

この疑問への回答は、「怒ることは必要ありません」

ただし、注意は必要です。しっかり注意して、反省、改善を促す必要はあります

これがなかなか難しいのです

3.人を見極め、柔軟に対応出来る

急に具体的になってしましました

この力は塾講師に限った話ではありませんが、かなり重要です

個別指導の塾講師になる場合、様々な生徒に授業をします

話すのが好きで活発な生徒、口数の少ない大人しい生徒など
様々な個性の生徒と授業を行うことになります

生徒がどんな性格なのかを分析する力は本当に重要です

例えば、自分は熱い先生でしっかり褒め、しっかり注意する先生がいるとします

生徒が体育会系でそのノリが合う場合は、生徒との関係は良好で全てうまくいくかも知れません

しかし、もし内気でそのテンションが苦手な生徒の場合は
精神的にダメージを受けてしまうかも知れません

担当を外されることは容易に想像がつきますし、親御さんからクレームが来てもおかしくありません

このように生徒によって性格全く異なります
「自分はこういう先生になりたいから、俺の、私の講師像を突っ走る!!」とう考え方は
通用しません

どんな性格の生徒なのかをよく観察できるかどうかは必須スキルです

そして、生徒を変えようとするのではなく、自分が生徒に合わせて変わる必要があります

その柔軟性がとても重要です

塾講師に向いていない人

塾講師に向いている人の反対が向いていない人なのは間違いありませんが
それではつまらないので、他のポイントを3つ紹介します!

1.手を抜きがち

塾講師には授業以外にも仕事があります

それらの仕事を手を抜かずにできるかです

これはちょっと想像して頂ければわかると思います

「授業は素晴らしいけど、そのほかは全ていい加減」こんな先生のイメージは全く浮かびません

いい先生は授業外の仕事であってもすべからくしっかり行なっています

授業以外のことは時給にならないという考えは良い考えとは言えません

それはあまりに短絡的思考です

書くべき書類や提出すべきものをしっかり提出しているか、
授業のスケジュール管理はしっかりできているかどうか

これらのことは生徒、親御さん、社員に伝わります

そこでの評価が低くければ、他の生徒を担当して貰おうとはなりません

結果として給料が下がってしまうこともあります

授業の予習はまさにその典型です

もちろん毎回予習を何時間もやっている先生は実力不足な面もあるかも知れませんが
最低限の予習は必要です

よく言われることですが、自分ができることと教えることは全く別です

より深く知識を整理して置かなかれば、いざその場で説明しようと思っても意外とできないものです

もちろん、自宅で授業の予習をすることは時給には含まれません

そのため、予習をしない先生も多いと思いますが
だからこそ他の先生と差をつけるポイントになります!

2.切り替えが下手

この切り替えは大きく分けて2つあります

1つ目は授業と授業の切り替えです

先に書いたように生徒ごとに性格は異なります

それに1人目は模試で高得点。2人目は友達関係と喧嘩した。こんなこともあります

その時に、1人目のテンションを2人目に引きずらない

授業ごとに生徒ごとに切り替えて授業をする。この切り替えが1つ目です

2つ目は私生活と塾の切り替えです

大学や家庭でどれほど気分の滅入るようなことがあっても塾の授業にそれを持ち込んではいけません

これはどの仕事でも言えると思います

ですが、コンビニや飲食と異なり、塾講師は1人のお客さん(生徒)と
長い時間同じ空間にいることになります

もし先生が不機嫌であったり鬱蒼としていたら
授業を受ける側としてはたまったものではありません

自分のプライベートがどんな時であれ
授業の時は授業のモードに切り替える必要があります!

3.向上心がない

「向上心がない」という関しては、「向いてない」という言葉がぴったりです

なくても塾講師はできます

実際に向上心は0で、ただ時給が高いからという理由でやってる大学生は無数にいます

ですが、教えることは大変です

教える中で自分の理解が浅いことや実力不足を日常的に痛感します

その時に、自分の弱点を補強する先生か、時給にならないから勉強しない先生かでは
計り知れない差が生じます

わからないことがあっても身につけようとしない先生に

「わからないところはしっかり復習しよう」

と言われても私なら全く聞く気になりません

自身も成長する先生の話には実体験が伴うので、説得力があります

そこでできれば

「実力を伸ばしたい。もっと詳しくなりたい」と思っている科目を担当する
ことをオススメします!

その段階で向上心の問題は完璧にクリアできるからです

それに、自分が好きな科目であれば教えることも楽しいですし、教えている側も勉強になります

教えられる科目ではなく、自分が好きな科目の先生になることを検討するのもありだと思います!

まとめ

悩まずに応募してみる

理由① 採用試験が判断材料になる
  ② 採用までに時間がかかる
  ③ 実際に雰囲気がわかる

向いてる人 ① テンションが高い
      ② 怒らない
      ③ 人を見極め柔軟に対応出来る

向いてない人① 手を抜きがち
      ② 切り替えが下手
      ③ 向上心がない

どうだったでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいです

他に知りたいこと気になること等ありましたら、コメントお願いします!

ではまた!

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