【学歴はいらない】塾講師に必要とされる学力と学歴#2

塾講師の教室

こんにちは、しょうです!

現役で塾講師をしています!

今回の記事は「塾講師に求められる学力、学歴」です

【今回の記事はこんな人向き】
・塾講師をしようと思っているけど、学歴が気になる
・すでに塾講師をしているが、自分の学力で良いのかと悩んでいる..
・どの程度の学力が求められているのか知りたい!
・(学生時代に教わったあいつの学歴がどの程度か知りたい人)

実は、一般的に思われてる学力、学歴と実際の現場はかなり違っています

今回はどのように異なっているのか具体的に解説します!

【この記事を読んでわかること】
・どんな講師を目指すべきか
・どのぐらいの学力を身につければいいか
・学歴は気にしなくていい

それでは始めましょう!

結論: 学力と指導力が大事、学歴はどうでもいい

いきなりの結論ですが、これが全てです

ひとつひとつ解説していきますね

学力と指導力

まずは学力と指導力には密接な関係があります

この2つをセットで考えると必要な力がわかります

よくある勘違い。指導力の重要さ

よくある勘違いは先生が問題を解くと思っているとことです

塾講師となるとその学力がやたら気にされます

もちろん講師の学力は重要ですが

問題を解くのは生徒です

先生は教えることが仕事です

指導力が極めて重要なんです!

どんな問題でも満点を取れる先生であっても

その知識を生徒に伝えられなければ意味がないからです

塾の社員はそのことをわかっています

アルバイト等の採用試験が比較的簡単なのはそのためです

そしてここが面白いところなんですが、ほとんどの採用試験で指導力の有無は測りません

大量の志望者の模擬授業をする手間暇が大変だからでしょう

これは塾の採用試験の穴と言えます

基本的な学力しかない人でも講師になれるのです!なれてしまうのです!

学力はなくても良いのか!やったー!

と喜んでいる場合ではありません

学力はどう考えても必要ですどう考えてもです

想像してみてください

凄まじい指導力を持っている世界史の先生がいます
しかし、その先生はナポレオンしか覚えていません
どう想像しても、その先生の授業はナポレオンについてのみになります

どうですか?これが指導力に全振りの先生です

何ですごい指導力を持っていると判断されたのか知りたい・・・

必要な学力

必要な学力の上限を答えるのは簡単です

無限です

あればあるほどいいに決まっています

どんな先生でも自分の学力、実力以上のことは指導できないからです

難しいのは最低限必要な学力です

(そもそも最低限必要な学力ってなんだ)
(教える立場の人が最低限を目指すとは、志しが低過ぎる)

この質問に答えるのは難しい・・・

なぜなら指導する学年や生徒のレベル、塾のレベルによって全く異なります

そこで塾はどのように考えているのかというと

自分が採用試験を受けたときは、センター、共通テストレベルの問題でした

塾側はそのレベルの学力があればいいと判断していることになります

そう考えると、中学受験など、難易度の例外はありますが

おおよそ

中学受験生を担当するなら中学受験の問題が解ける
高校受験生を担当するなら高校受験の問題が解ける
大学受験生を担当するなら大学受験の問題が解ける

これを基準に考えるといいのかも知れませんね

ちなみに、厳しいようですが実際に指導するとなるとその程度の学力では無理です

自分が生徒の立場なら
大学受験の基礎レベルがギリッギリ取れる先生に教わりたいとは思いませんよね?

不安定代表

学歴はいらない

これを聞くと必要だろ!というツッコミが飛んできそうですが

なんで必要だか説明できますか?

私は学歴は必要ないと思います

ネイティブに学歴を求めるのか

学歴が不要であることが分かる例が英会話学校です

英会話を勉強したい時、ネイティブが揃っている英会話学校も考えます
そのときに、ネイティブ講師たちの学歴を気にしますか?
もしその人が英語がペラペラの大学に行っていない人だったらがっかりしますか?
しないと思います

なぜか

それは講師の良し悪しを判定をするのに必要なのは、学力(実力)と指導力です

ネイティブはどう考えても十分な実力だからその学歴なんか気にしないはずです

もちろん指導力は注意して観察する必要があります

実力の証明

フリーランスで英語を教えるにしても
塾の採用を受けるにしても大事なのは実力の証明です

実力を証明できれば、それが学歴である必要はないのです

ポイントは学歴がないのなら何からしらで証明する必要があるということです

そして学歴があれば一定の証明にはなるということです

学歴も実力を示すものも何もないと採用されるのも、信頼されるのも難しいです

たとえ実力があってもです

そのため会社がTOEICの点数を求めたり、大学が英検を求めたりするのです

実力が証明できる何かがあれば、それが大学受験、大学名である必要はありません

まとめ

学歴はいらない!

でも学力を証明することが必要なため、学歴を使うと早い

なくても全く問題なし!

ネイティブに語学を習うときに学歴は気にしないはず

塾講師は指導力が大事

だってそれが仕事だから

塾講師が入試を受けるわけじゃない

学力は無限に必要

自分の学力以上のことは教えられません

それにあっても困ることなし

重くもないし、管理費もかかりません

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです!

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました